ネット仕入の国内販売 転売
本章では、副業における物販についてご説明します。ただ、一口に物販と言っても、商品の仕入れ元が店舗なのかインターネットなのか、販売先が国内なのか国外なのかによって異なりますよね。ここでは、「ネットで」仕入れたモノを「国内で」販売する転売の概要、方法、メリットとデメリットについてご説明したいと思います。
転売(ネット仕入国内販売)の概要
仕入も販売も国内のインターネット上で行います。その中で転売して利益が上がるのかと不思議に思いますが、インターネットは魔境。さまざまなニーズを持つさまざまな層がいるものです。メルカリで流木や現金そのものなど、驚くような物品が出品されていることが時折ネット界隈でも話題となります。
もちろん、中には法的に問題のあるものもありますが、ともかく多種多様なモノに値段がつく可能性が秘められていることは間違いありません。
販売だけでなく仕入もネットで行うことで、仕入作業が効率化されるメリットがあります。実店舗で仕入を行うのは大変です。ブックオフなりYAMADA電機などに実際に行って、そもそも目当ての商品があるのか、そして目当ての商品はネットでの販売価格より安く設定されているのかをチェックしなければいけません。
ある店舗で目当ての商品が見つからなければ、別の店舗に移り、そこでもダメなら次・・・と、徒労を繰り返すリスクもあるわけです。また、そういった店舗のない中小都市や田舎では、実店舗での仕入れには無理があります。
その意味で、個人で転売ビジネスを始めようと考えたとき、仕入もネット経由でやろうとするのは自然なことでしょう。最近では仕入元になる激安ECサイトも多いですし、メルカリによってCtoC(個人間取引)も一般化しました。
ネット経由の転売ビジネスの参入障壁はきわめて低く、まさに初心者向きのネットビジネスと言えるでしょう。