家賃を安くする方法③

このシリーズも今回でパート3。

前置きはありません。

早速いきましょう!

住まいの費用を安くする方法「今の住まいを安くする編」

・振込手数料を減らす

家賃の支払いを毎月口座振込にしている場合は、送金手数料がかからないように金融機関を選びましょう。

同じ金融機関での送金であれば手数料が抑えられることも多いですし、異なる金融機関の場合はインターネット専門の銀行を選んでみるとよいでしょう。

インターネットで送金すれば、ATMに並んで送金する手間が省けます。

・クレジットカードで支払う

家賃をクレジットカードで支払う方法もあります。

いくつかの大手不動産会社がクレジットカード決済を導入し、少しずつ増えてきました。

金額が大きいので、ポイントやマイルを効率的に貯められます。

・更新時期に交渉する

地域の相場より極端に家賃が高ければすぐに家賃交渉することも出来ますが、1番のチャンスは2年に1度の契約更新のときです。

大家さんとしては新しい住人を探すより、家賃の滞納など問題を起こさない住人と更新する方が楽ですから、現在住んでいる地域の相場を調べて交渉してみましょう。

・ルームシェアする

最近はテレビの影響もあり、ルームシェアに抵抗がなくなってきた人が増えました。

ルームシェアは家賃だけでなく、電気代やガス代なども抑えることができます。

ただしお金のやり取りや生活習慣の違いからトラブルになる可能性もあるので、事前にルールをしっかりと決めておきましょう。

音や掃除に関する考え方が違うことから「夜中に洗濯機を使う」「後片付けができてない」などの問題になります。

恋人や友人と住むのであれば、お互いのことを知っているのでより安心だといえます。

気の合う人に日ごろから声をかけておくと、チャンスがあるかもしれません。

Airbnbでホストになる「民泊してもらう」

海外からの旅行者が日本にたくさん訪れるようになり、宿泊用のために個人の部屋を借りる人が増えてきました。

191ヶ国で利用される『Airbnb』のホストになり、観光客を家に泊めれば収入を得られます。

好きなときだけ貸せますし、24時間体制のカスタマーサポートがあることから全国に登録者がいます。

ただし注意が必要なのは2018年から6月15日から『住宅宿泊事業法(民泊新法)』施行され、泊める側には申請が必要になったということです。

海外に興味がある人やコミュニケーションを取るのが好きな人には、おすすめの方法といえるでしょう。

まとめ

今回の記事では「家賃を安くする方法10ポイントについて、解説してきました。

家賃を安くするために意識すべきことをまとめました。

  • 住まいを借りるときにかかるものを理解する
  • 住む場所のメリット、デメリットを把握する
  • 住まいにかかる費用をシェアする

住まいの選択肢が増えてきたので、自分に合った暮らしをしていきたいですね。

このコロナでテレワークが増えていますし、いっそのこと地方に移住することも考えてみてもいいかもしれません。

地方ややっぱり安いですからね。

以上ここまで読んでいただきありがとうございました。

家賃を安くする方法②

どんどんいきますよ!

住まいの費用を安くする方法「これから住まいを探す編」

・引っ越しのピークを避ける「家賃交渉はできるのか」

家賃を下げたい場合には、引っ越しのピークを避ける必要があります。

良い物件がたくさん空くのは人々がたくさん動く時ときで、学生や新社会人が住まいを探す1~4月です。

しかし不動産業者の繁忙期である4月の初旬までは部屋の競争率が高く、家賃交渉は難しいでしょう。

3~4月は引っ越し料金も高騰します。

ではいつ頃がよいのでしょうか。

9~10月頃も人事異動が多く転居する人が増えますが、空き室のまま年を越したくないと考える業者もいるため、交渉しやすくなります。

「少しピークが落ち着いたところで、気に入った部屋の家賃を下げてもらう」ことができたら、理想の住まいが見つかるのではないでしょうか。

・築年数が長い物件を選ぶ

家賃が安い部屋を探すのであれが、築年数が長いものに注目したいところです。

大規模な改修が行われて見た目がきれいな『リノベーション物件』と呼ばれる部屋が増えています。

しかし「1981年6月1日以降に建築確認を受けた建物」であるかは確認しましょう。

1981年に設けられた新しい耐震基準に達していれば震度6強から7程度であれば倒壊しないよう建てられています。

阪神・淡路大震災では旧基準で建てられたものに大きな被害が発生していることから、安全に暮らすために築年数は必ず確認してください。

・駅から遠い物件を選ぶ

駅から近い物件は便利ですが、少し我慢して駅から離れた場所に住めば、家賃の相場も下がります。

駅から遠いことを活かす時間の使い方はサイクリング、ウォーキング、語学のリスニング勉強などですし、途中にスーパーがあれば買い物ができて便利です。

ちなみにバスに乗る部屋を検討するときは、最終バスの時刻を見ておいてください。

災害時などはバスに乗るまでに時間がかかることがあるため、家賃と安心のバランスを考えて住む場所を決めることをおすすめします。

・シェアハウスに住む

最近増えてきたシェアハウスを探すのも、おすすめです。

安めのアパートではコンロが1つのところも多いですが、シェアハウスではコンロが複数ある共有キッチンを使うため、料理をつくるにも困りません。

引っ越し時から電気やWi-Fiなどが利用でき初期費用も比較的安いことから、場所によっては外国から来た留学生なども利用しています。

話すのが好きな人はリビングにいることで寂しい思いをしないで済みますし、1人になるのが好きな人は部屋でのんびり過ごせます。

・家賃助成のある地域に住む

家賃助成制度とは、自治体が家賃の一部を負担してくれる制度です。

子育て中のファミリー世帯を中心に、引っ越し代や家賃の補助が受けられます。

所得制限など条件はありますが、東京都などの都市でも定住者を募集して補助を出しています。数は少なくなるものの、学生、老人、単身者用の助成もあるので、近くの自治体の制度を確認すると良いでしょう。

最近では地方でのUターンやIターン希望者に対する優遇制度が充実していて、移住相談などを各地で行っています。

若者たちを中心に新しい町づくりを始めているようですよ。

以上今回はここまでになります。

次回に続く…

家賃を安くする方法①

このコロナ時代、職はなくなっても、絶対になくならないものがあります。

それは家賃です。

必ず支払わなければならない家賃。結構、懐にグサッと入りますよね。

「家賃の支払いがつらい」「家賃を節約する方法はないだろうか」と考える方は多いのではないでしょうか。

今回の記事では「家賃を安くする方法10ポイント」について、解説していきたいと思います。

かしこく家賃を節約して、豊かな生活を手に入れましょう。

なぜ家賃を安くするべきなのか「すぐに変えられないから」

なぜ家賃を安くするべきかというと、毎月決まった金額を支払わないといけないからです。

家賃の支払いが苦しくなったとしても「引越し費用」や「手間」がかかるので、家賃を簡単には下げられません。

高い家賃の部屋に住んでしまう前に、安い家賃の場所に決めてしまう方が効率的です。

「安い住まいを探す方法」だけでなく、「今の住まいを安くする方法」についてもご紹介します。

家賃は何割にすべき?「収入の2.5割を目指そう」

今の時代では「月収の2~2.5割」を家賃にしましょう。

昔は月収の3割程度を目標にしている人が多かったのですが、最近は家賃の割合をさらに低くしないと生活が苦しくなります。

携帯電話やパソコン関連の費用も家計の負担になっていますよね。

家賃の内訳「敷金、礼金の違い」

新しく引っ越してかかる家賃の内訳について、解説していきます。

「何が」「どのくらい」かかるか、契約書は「契約前に」しっかり読んでください。

・賃料

賃料とは、賃貸物件を使うために支払う料金のことです。賃貸マンションや賃貸アパートなど住居として使う物件に対する賃料を「家賃」と呼びます。

住居として使用する場合には消費税はかかりませんが、事務所や店舗などとして使用する場合には消費税がかかります。

・敷金

敷金とは、賃貸物件を契約するときに大家さんに預けるお金のことで、家賃の1ヶ月分程度が多いです。

退去時に原状回復(次の人に貸せるように、借りた人の不注意で汚れたり壊れたりしたところを元に戻すこと)費用が差し引かれて返金されます。

契約によってはハウスクリーニング費用などに使われることから、あらかじめ確認しておき、退去時のトラブルを防ぎましょう。

・礼金

礼金とは、もともとは部屋を貸してくれる大家さんに対してのお礼のお金で、家賃1ヶ月分程度が平均的な金額です。

敷金と異なり退去時に戻ってくることはありませんが、最近は礼金がゼロのところも多くなってきました。

・仲介手数料

仲介手数料とは、物件の紹介をした不動産会社に対して支払う紹介料をいいます。

「賃料の1ヶ月分が上限」と法律で定められています。

早く借りて欲しい大家さんは、仲介手数料を全額もしくは半額を負担してくれる場合があります。

また不動産業者が所有する自社物件は、不動産業者が仲介していないので手数料はかかりません。

・更新費

更新費とは、2年に1度の契約更新の時に支払うお金のことをいいます。

更新費の有無や金額は、地域や人気の有無に左右されます。

・共益費

共益費とは、アパートなどの共有部分を維持、管理するための費用をいいます。

入居後一定期間は家賃が無料になるフリーレント物件やシェアハウスでもかかります。

通常は家賃の5~10%位です。

以上、今回はここまでになります。

次回もお楽しみに!